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トラウマ、発達性トラウマ
過去の辛い体験にとらわれて、生きづらさを抱えることで、モラハラ被害を受けた方の多くはこの感覚を体験します。
また、成長の過程で満たされなかった思いや、子どもとしてありのままを受け入れられなかった傷つきが、大人になってからその人の生きづらさとなって困難を感じる発達性トラウマがあります。

幼少期は、親子の関わりにおいて、辛いと感じることがあっても、子どもは親を嫌いになることを本能的に避けるため、親が悪い・おかしいとは思わず、自分が悪い・おかしい、と考えたり、無理やり理解をゆがめてその気持ちに適応します。
こうした思い込みのような適応を抱えたまま大人になると、それが不健全な心の癖のような形で、その人の生きづらさとなることがあります。これが発達性トラウマです。
暴力、脅迫、気まぐれな規律の強要、これらが不定期にやってくると、それは恐怖を生み出します。
地雷が分からず、恐怖や傷つきから自分を守るために、心を切り離して生き延びる子どももいます。
辛い気持ちは、一旦バラバラに分解され、別のものになってほうむられます。
しかし、そうやって無理やり切り離したり、蓋をした気持ちは、なくなりません。
何かの拍子に、元通りの恐怖や辛さの形で再現されることがあります。
それがフラッシュバックです。
怖い事ではない、辛い事でもない、と頭では分かっているのに、なぜか怖い、辛い、と感じる時は、過去の感情が形を成して表面化しているのかもしれません。
そんな時はぜひ、ご相談ください。
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