こんにちは。
カウンセラーの幸村です。
モラハラをするパートナーと生活されている方、
特に小学生以下の子供がいる被害者の方は、
別れたいと思う気持ちと、
パートナーが変わってくれたら、
と願う気持ちとの間で
揺れ動くことがあると思います。
相手が変わってくれたら、
と思う気持ちは、私自身人が
何度も自分を奮い立たせるために
すがった希望でした。
両親がいるという家族の形
別れる理由の正当性
相手の説得
子供たちへの影響
経済的な先行き
モラハラを認め、相手が変わってくれたら、
これらの不安要素はすべてなくなります。
そして、あなたの今までの被害生活は
真の幸せな生活のための
「努力」だったことになって、
報われますよね。
しかし、一方で言えるのが、
「相手が変わってくれる」と期待することは、
被害者にこれ以上大きな変化を強いない、
楽な選択肢なのです。
この先、夫(妻)が変わってくれるかもしれない。
私もそう思いたかった。
だから、
夫への感謝の気持ちをひねり出し、
夫のモラハラに無理やり意味を持たせ、
自分の非を探し続けることで、
自分は恵まれた生活をしている
と自分に言い聞かせてきました。
それがいつか、やり過ごしに変わり、
夫を不機嫌にさせないことが
生活の基準になっていきました。
その日その日をやり過ごし、
老後までに変わってくれれば、
と考えるようになりました。
そんな私の思いに反して、
夫はさらに身勝手になっていきました。
嫌なことがあったら、モラハラをする
という楽な解決方法に流れた人は、
わざわざ辛い思いをして
自分を変える努力なんてしません。
私の献身を見て、
いつか変わってくれるのではないか。 今は仕事が大変だから、難しいかもしれないけど
いつか落ち着いたら。
そんな希望にすがって頑張っていましたが、
それは希望ではなく、私の妄想でした。
現実の夫の実態からは期待できるはずのない、
単なる私の現実逃避でした。
離婚後、何年も経ってから、
モラハラをさせなくするやり方が
存在することを 知りました。
そうやって離婚をしないのも一つの方法です。
しかし、たとえモラハラがなくなったとして、
今後の人生を助け合って、共に歩んで行きたいか?
と問われたら、果たしてどうでしょうか?
カウンセリングでは、
そういったお気持ちの整理をし、
クライアント様が今後の人生を
実りあるものにする選択肢を
一緒に考えていきます。
今いる場所から動けず、
時間だけ過ぎていると感じたら、
一度お話ししてみませんか?
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