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執筆者の写真risa yukimura

弁護士選び:モラハラ被害者のためのポイント

こんにちは。

カウンセラーの幸村です。


モラハラで離婚を考えた時、

大抵の人が思いつく行き先は

弁護士だと思います。


その際、よく聞くのが、

相談した親御さんや友人が

知り合いの弁護士を紹介してくれる

というパターンと、

今後の生活の不安から、費用を抑えるため、

法テラスに行くパターン。


しかし、弁護士さんが全員、

モラハラに理解があるわけではありません。


相談に行けば、当然、

「で、具体的に何をされたんですか?」

と聞かれます。

そこで決定的なエピソードを語れれば良いのですが、

意外とそういったエピソードが少ないのが

モラハラの難しいところです。


例えば、妻が外で働くことを許可しない

という話をしても、その前後の積み重ねが説明できない限り、

真相は伝わりません。

この手の話は、被害者の疲弊した状態を鑑みて

聞き手側も歩み寄った聞き方をしなければ

モラハラですね、という結論にならないように思えます。


しかし、子供を育てながら極限状態まで追い詰められた被害者は

そこまで俯瞰して考えられるものではありません。

そのため、直近で自分が傷ついたり

怖いと感じたエピソードを話すと、


それは離婚の事由にはなりませんね


となってしまう。


こんなに辛いのに、

私がおかしいの?

私が悪いの?


と、自分の気持ちに自信を失ってしまいます。


いいえ、あなたは全然

悪くも、おかしくもありません。


モラハラは、小さな嫌がらせの組合せを

日々積み重ねて効果を発揮するものなので、

「具体的に何をされたか」という問いで

判定できるものではありません。


だって、すれ違いざまの

ため息や舌打ちが、1回だったら気にならないけど、

1年間毎日やられていたら

何かしら心に影響しますよね。


あなただけが悪くて、

そこまで苦しくなるはずがありません。

大抵の場合、相手に都合の良いルールの中で

被害者が悪者にされています。

それに気づかないから辛いのです。


心の傷をかかえてモラハラ離婚を依頼する場合は

モラハラを専門に取り扱っている

弁護士さんに依頼することをお勧めします。

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